京都市民歌劇団 有済若手の会
(すんげき おおえまきげきだん)
寸劇 大絵巻劇団
歌あり、お芝居あり、チャンバラあり、語りあり、その他なんでもやりますよ!
これまでの公演作品
【 初演作 京都白川狸橋 なすあり地蔵外伝 の裏話 】
京都の東山区には、白川という川が流れており、全国的にも有名な祇園の川でございますが、昔々は、三条通りより北を流れて
おり、今の左京区と東山区を分ける境界付近でした。
しかし、江戸時代になると、護岸の干渉などで、少しずつ南下し今の三条通りより南に流れる、祇園の白川となったのです。
この川には、いくつもの橋が架かっておりますが、そのひとつに、『狸橋(たぬきばし』という橋があります。
今回、この『狸橋(たぬきばし』の由来を、岡崎図書館、左京区資料館のスタッフの方々のご協力、地元のご高齢者、商店店主様
などからお聞きしたことをまとめ、面白、おかしく、お話をつくりました。
これが、”京都白川 狸橋 なすあり地蔵 外伝 ” です。
(あらすじ)
江戸で一儲けした七左衛門が、東海道五十三次を二週間掛かり歩いて、憧れの京の町にやって来ます。
三条通を東から歩いてきた七左衛門は、白川の橋に辿り着き、南下すると祇園まちであることを知り、
川に沿って南へ歩いてゆきます。そして、狸橋を渡って祇園まちに入り、呑んで騒いで、どんちゃん騒ぎ。
酔っ払って歩いていると、いつの間にやら狸橋に戻って来ました。
そこには、初な女中が泣いておりました。可哀想に思った七左衛門は、この女中の働く店では、お酒を又呑みだしますが、
実は、この女中は、・・・・ 。
そして、お坊様が、狸を叱り、七左衛門を戒められます。 そのお坊様は、・・・・・。
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